熱中発表会に向け、練習がスタートしています。学級の合唱練習も始まっていて、今年は、どんな姿が見られ、歌声が響くのでしょうか。昼にあっつー(熱海を愛するあつおの弟)が登場し、リクエスト曲を歌う取り組みがあるのですが、そこに、各学級の合唱曲が登場しました。最初は、3年生の曲でしたが、3つのクラスがそれぞれ違うタイプの曲で、これはかなり聴き応えがあると感じています。実際にあっつーが歌ってみて、それぞれの曲について感じたことを以下に記します。 1組は、『モルダウ』。ザ・クラッシックといった合唱の定番曲で、メロディーは流れるようで、後半はとても迫力があります。単純そうでいてかなり奥が深い曲です。モルダウは川の名前ですが、きっと実際に見たことがある人はいません。そんな自然の風景をどれだけ歌声で表現できるか。ここが大事なポイントになるかと思います。 2組は、『群青』。これは、東日本大震災で被害を受けた南相馬市の中学校の先生がつくった曲です。一瞬にして日常を奪われた子供たちが何を思い、何を感じ、何を求めているのか。「明日も会えるのかな?」という何気ない歌詞に込められた深い意味などを考えながら聴くと涙が出てきます。どこまでその想いに迫れるか、そして、2組の合唱でどんな群青色が描かれるのかといったところがポイントだと思います。 3組は『証』。この曲は、NHK全国学校音楽コンクールの課題曲としてflumpoolが作成した合唱曲です。「失くして初めて気づく寂しさ噛みしめて」という歌詞のあとには、振り返ることなく前を向いて進んでいくことの大切さも強調していて、僕と君の関係性とともに、しっかりと歩き出していく決意の表明といった意味もあります。一つ一つの言葉の意味とそれをどのようにメロディーとして届けられるか。このあたりポイントになると思います。 このようにそれぞれとても素敵な曲を選びました。学級としてどんな歌声に仕上げてくるのか。今からとても楽しみです。
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東野圭吾さんが亡くなられ、今まであまり読んだことがなかったので、何か小説を読んでみようと思い立って、選んだ作品が『人魚の眠る家』でした。人の命について考えされられるという感想があり、ちょっと興味を持ちました。内容は、ざっくり言えば、プールの事故で脳死状態となった娘を育てていくというものです。意識もない人間を電気刺激で動かし、さも生きているかのようにふるまうのはどうなのかといった点は、とても考えさせられました。意識がなくてもAIなどによって動いているロボットをまるで生きている人のように感じてしまうことはあると思います。それが、本当の人間の場合、体は生きていても意識もなく、電気刺激で体だけが反応したり、動いたりすれば、ある意味とても気持ち悪いと感じてしまいます。でも、ロボットと人間に何の違いがあるのでしょうか。どちらも、実際は何を考えているか本当のところは、知ることができません。ただ、反応をみて、自分の感情と照らし合わせ、予想をすることで、生きていると感じているにすぎません。もちろん、ロボットと人間は確実に違いますが、その境界線をどこに引くのかということは、思った以上に難しいのではないでしょうか。 今の中学生は、長編小説どころか、本をあまり読みません。こういう自分も中学生の頃はほとんど本を読んでいませんでした。でも、本を読むと、いろいろな人の考え方や見方、生き様などに触れることのできます。上記のような哲学的なことも、小説を通して知ったり、考えたりすることがあると思うのですが、中学生は、そんな機会をどこで得ているのでしょうか。もしかするとSNSなど、出所のよくわからない情報を鵜吞みにしてしまっている可能性もあります。学校では、読書活動が削られ、読む機会は本当に限られてきています。そんな子供たちに少しでも本の広くて深い世界に興味をもってもらうにはどうしたらいいのか。教職員だけでなく保護者や地域の方々も巻き込んで、みんなで考えていきたい大きな課題です。
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